品質へのこだわり

モノづくりを支える『KICS』

KITZグル―プのモノづくりは、お客様が必要とする商品を「必要なときに」「必要な量だけ」「より良い品質で」「より安くお届けする」ことを基本としています。こうした発想によるモノづくりを支えているのが、革新的生産方式『KICS(KITZ Innovative and Challenging System)』です。KICSは、必要とされるタイミングに合わせて工程順に1個ずつ商品をつくることで、受注から生産、納品までの一連の工程における停滞や無駄を徹底的に排除し、コスト削減と納期短縮を可能としています。
KITZ SCTのモノづくり体制にもこの『KICS』の思想を取り入れており、お客様へジャストインタイムに製品をお届けすることを目指しています。

モノづくりにおける品質保証システム

KITZ SCTでは、国内外すべて(新田SC工場、中国昆山工場)の生産拠点においてISO 9001の認証を取得しています。またさらに国内(新田SC工場)では、高圧ガス保安法に基づく大臣認定試験者も取得しています。このようにわたしたちはISO 9000をベースとした品質保証体系を確立し、全ての部門が一環生産体制における品質保証システムを運用、維持しています。

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高品質・低コストを実現する生産ネットワーク

お客様に品質・納期・サービスの全てにおいてご満足いただける製品をお届するための生産体制に力を入れています。国内(新田SC工場)は開発拠点・高付加価値製品の生産中心工場であるとともに2004年に生産をスタートさせた中国昆山工場を牽引している工場となります。

さらに、KITZ SCTでは大規模な災害、不測の事態等のリスクに対応できるようBCP(事業継続計画)にも取り組んでいます。可能な限りお客様へ商品をお届けするために中国昆山工場は、その役割の一端を担っています。また、中国昆山工場でも新田SC工場と同じく高品質な製品をお客様にご提供するため、新田SC工場と同等の設備・ラインを設置しています。設備だけではなく工程を含めトータルで生産システムを構築した上で、汎用製品を中心に生産しています。検査工程においても認定検査員が検査を実施し、新田SC工場と同等の高品質な製品のみが出荷されています。

新田SC工場

新田SC工場

中国昆山工場

中国昆山工場

一貫生産体制による品質の安定を実現

KITZグループは一貫生産を基本に考え、KITZ SCTでは、素材の受入から完成検査を経て出荷に至るまで社内で行っています。特に電解研磨を含む研磨工程はわたしたちのコア技術と位置付け、独自の研磨設備を社内で設計し、一貫体制の下で品質体制の確立と多品種少量生産を実現しています。

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KITZ SCT品質の仕組み

モノづくりのスタートである開発・設計から既存技術および新技術を製品に反映しています。また、その技術を製品だけではなく生産工程にも反映することで、つくりやすさを考慮した製品設計を実現しています。これにより安定した工程を築き上げ、質の良い製品が生まれます。
また、市場やお客様からの品質情報を基に日々改善を行い、品質の向上に努めています。

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